◎琵琶湖と比叡山を望む、文化と自然の複合公園。「びわこ文化公園」でアートと里山さんぽ

美術館や図書館を訪ねたあとは、日本庭園を眺めながらお茶の時間。そんな贅沢な過ごし方ができるのが、滋賀県大津市の「びわこ文化公園」です。約43.2haという広大な敷地に、美術館・図書館などの文化施設と、瀬田丘陵の里山の自然が一体となって整備された、滋賀県を代表する総合公園です。

昭和54年の「びわこ文化公園都市構想」に基づき整備され、琵琶湖・比叡山・湖南アルプスを望む眺望も大きな魅力。2026年には園内の飲食施設が大きくリニューアルされ、話題を集めています。文化施設めぐり、日本庭園での散策、子ども連れの遊具遊びまで、幅広い楽しみ方ができる公園です。

基本情報

  • 名称:びわこ文化公園(滋賀県営都市公園)
  • 住所:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
  • 電話:077-543-5831(午前8時30分〜午後5時)
  • 公園面積:約43.2ヘクタール
  • 入園料:無料(一部施設・貸室の利用は有料)
  • 開園時間:終日開放
  • 公園管理事務所:午前8時30分〜午後5時、休所日は年末年始(12月29日〜1月3日)
  • 指定管理者:びわこ文化公園ゆうゆうパートナーズ(代表企業:西武造園株式会社)
  • 沿革:昭和54年策定の「びわこ文化公園都市構想」に位置づけられ、瀬田丘陵の里山の緑の保全・回復を図りながら整備された総合公園

園内の主な施設

  • 滋賀県立美術館:午前9時30分〜午後5時(入館は4時30分まで)、休館は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
  • 滋賀県立図書館:午前10時〜午後6時(土日祝は午後5時まで)、休館は毎週月・火曜日、祝日の翌日、年末年始
  • 滋賀県立埋蔵文化財センター:午前8時30分〜午後5時15分、休館は毎週土・日曜日、祝日、年末年始
  • 日本庭園「夕照(せきしょう)の庭」:近江八景「勢多の夕照」をイメージした池泉回遊式庭園(作庭家・伊藤邦衛によるデザイン)。初夏のサツキ、秋の紅葉、石組が楽しめます
  • 茶室「夕照庵(せきしょうあん)」:2026年6月21日、ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと夕照庵」としてリニューアルオープン。歴史ある建物と日本庭園の景色を活かしつつ、焼きたてパンとエスプレッソを楽しめるカフェに生まれ変わりました。近江牛を使ったご当地メニューもあります
  • わんぱく原っぱ横のカフェ:同日、テイクアウト専門のベーカリー「パンとエスプレッソとびわこ文化公園」がグランドオープン(旧cafe volonta)

アクセス

  • 公共交通:JR琵琶湖線「瀬田駅」から帝産バス(滋賀医大方面)で約10分。昼間は「県立図書館・美術館前」、朝夕は「文化ゾーン前」で下車
  • 車(大阪方面から):名神高速道路「瀬田西IC」から東へ約5分
  • 車(名古屋方面から):新名神高速道路「草津田上IC」から西へ約3分
  • 大型バスで来園の場合は、事前に公園管理事務所への連絡が必要です

路線バスの本数には限りがあるため、県内外から周辺観光地とあわせて訪れるなら車移動がおすすめです。

[PR]
時間を無駄にしてませんか?
通勤、通学、渋滞時・長距離ドライブなどのスキマ時間。「聴く読書」がおすすめ⇒Audibleプレミアムプランなら数十万以上の対象作品が聴き放題!

駐車場の情報

  • 台数:合計3か所・344台(北駐車場80台、東駐車場142台、西駐車場122台)+臨時駐車場72台(大型イベント時のみ開放)
  • 料金:全て無料
  • 利用時間:終日開放
  • 西駐車場には身障者用5台・バス用6台のスペースあり。県立美術館・県立図書館の身体障がい者用駐車施設を利用する場合は東駐車場を利用します
  • 西駐車場は「わんぱく原っぱ」に最も近く、遊具遊びが目的のファミリー層におすすめです
  • 本公園利用者以外の駐車は固く禁止されているため、公園目的以外での利用はできません
  • 2026年のベーカリーカフェ2店舗オープン以降、来園者の増加による駐車場混雑が予想されるとの案内が出ています。混雑が見込まれる時期は公共交通機関の利用も検討してみてください
  • 大型バスでの来園を予定している場合は、事前に管理事務所(077-543-5831)へ連絡が必要です

🎨見どころ

🖼️文化施設をめぐるアート&歴史体験

  • 滋賀県立美術館では、国内外の優れた美術作品の展示会を随時開催。県民の美術への理解を深める役割を担っています
  • 滋賀県立図書館では県内の市町立図書館を通じて本や資料を借りられ、静かに読書を楽しむこともできます
  • 滋賀県立埋蔵文化財センターでは、県内各地の遺跡・遺物の調査研究や、発掘資料の整理・保管を行っています
  • 園内の「源内峠遺跡」は、地元小学生が発見した鉄滓がきっかけで発掘調査が行われ、平成17年に国の史跡に指定された製鉄炉跡。復元された製鉄炉を見学できます

🍵日本庭園と生まれ変わった茶室でひと休み

  • 「夕照の庭」は近江八景「勢多の夕照」をイメージした池泉回遊式庭園で、水辺を中心に初夏のサツキ、秋の紅葉、美しい石組が四季を彩ります
  • 茶室「夕照庵」は2026年6月、ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと夕照庵」としてリニューアル。「庭と地続きの石庭空間」をコンセプトに、歴史ある建物の趣を残しながらモダンなデザインが取り入れられました
  • 日本庭園を眺めながら、焼きたてパンとコーヒー、近江牛を使ったご当地メニューなどを味わえる新しい休憩スポットになっています

🌳彫刻の路・六角広場・催し物広場

  • 「彫刻の路」は屋外彫刻作品3点を楽しめる小路で、夕照の庭と同じく作庭家・伊藤邦衛がデザインした曲線の美しい散策路です
  • 「六角広場」は大理石が敷かれた六角形の西洋風広場。5月下旬〜6月上旬にはサツキのピンク色に染まります
  • 「催し物広場」は公園管理事務所前に広がる、ケヤキをシンボルツリーとした気持ちの良い芝生広場です

🎪家族で楽しめる「わんぱく原っぱ」とこども広場

  • 「わんぱく原っぱ」は広大な芝生に、ロープのジャングルジムや滑り台、うんていなど様々な大型遊具が揃うエリアです
  • すぐ横には新しくオープンしたテイクアウトベーカリー「パンとエスプレッソとびわこ文化公園」があり、パンを片手にピクニック気分で過ごせます
  • 「こども広場」は山エリアの自然豊かな広場で、見晴台からは瀬田の街並みや琵琶湖を一望できます
  • 公園管理事務所ではボールなどの遊具や、園内の竹で作った「竹ぽっくり」の無料貸出も行っています

🌿里山の自然・ビオトープ探検

  • 多目的広場(西エリア)には小川が流れ、水辺の植物や昆虫の観察が楽しめます
  • 多様な生き物が生息できるよう整備された「ビオトープ」では、水生植物の観察も可能です
  • 瀬田丘陵の雑木林を核とした緑の保全・回復に取り組んでおり、里山保全活動も実施。季節ごとに異なる植物の表情を紹介する「植物だより」も公開されています

🍃四季まとめ

  • 春:日本庭園のしだれ桜や図書館へ続く坂道沿いの桜、東駐車場側の桜並木など、園内各所で桜が楽しめる季節です。
  • 夏:緑豊かな里山と木陰の多い園路で涼みながら散策でき、こども広場やビオトープでの自然観察にも向いています。
  • 秋:夕照の庭の紅葉が特に美しく、石組との組み合わせが見事な景観を作り出します。
  • 冬:来園者が落ち着き、静かに美術館や図書館でゆっくり過ごすのに向いたシーズンです。

訪問アドバイス

  • 各施設の休館日を要確認:美術館・図書館・埋蔵文化財センターはそれぞれ休館日が異なります。目当ての施設がある場合は事前に公式サイトで確認しましょう。
  • 新カフェは混雑に注意:2026年にオープンしたベーカリーカフェ2店舗は人気が高く、オープン直後は混雑や待ち時間が発生する場合があります。時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
  • 駐車場は3か所から選べる:目的地に応じて北・東・西の駐車場を使い分けると効率的です。わんぱく原っぱ利用なら西駐車場、美術館・図書館の身障者用駐車施設利用なら東駐車場が便利です。
  • 公共交通機関も検討を:来園者増加が見込まれる時期は、駐車場の混雑を避けるためバス利用も選択肢に入れておくと安心です。
  • 広大な敷地なので歩きやすい服装で:文化ゾーンから山エリアのこども広場まで距離があり、坂道もあるため、歩きやすい靴での来園がおすすめです。
  • ペット同伴時のルールに注意:芝生広場や日本庭園へは犬や猫などペットを連れての立ち入りができません。利用ルールを事前に確認しておきましょう。

びわこ文化公園【まとめ】

びわこ文化公園は、滋賀県立美術館・図書館・埋蔵文化財センターといった文化施設と、里山の自然、そして日本庭園が一体となった、滋賀県を代表する総合公園です。2026年には茶室「夕照庵」と「わんぱく原っぱ」横のカフェが人気ベーカリー「パンとエスプレッソと」としてリニューアルし、新しい魅力も加わりました。

文化・芸術に親しみたい人も、家族で自然の中を遊びたい人も、1日ゆったり過ごせるスポットです。
各施設の開館状況や最新のイベント情報は、必ずびわこ文化公園の公式サイトでご確認ください。