◎スポーツも海も自然も一度に楽しめる沖縄最大級の公園——沖縄県総合運動公園

沖縄県沖縄市比屋根と中頭郡北中城村にまたがる沖縄県総合運動公園は、計画面積約70.4haを誇る沖縄県内最大級のスポーツ・レクリエーション施設です。
中城湾を望む海岸沿いの高台に位置し、1987年の海邦国体(第42回国民体育大会)の主会場として整備されました。テーマは「緑と海と太陽」で、スポーツ・自然体験・レジャーをバランスよく楽しめる構成になっています。

公園は米軍基地の返還地を活用して整備されたもので、日本陸連第1種公認の陸上競技場やテニスコート、サッカー・ラグビー場といった本格的なスポーツ施設に加え、キャンプ場やサイクルセンター、大型遊具まで揃うのが大きな魅力です。
県民のスポーツ大会から家族連れの休日レジャーまで、あらゆる目的で使われている公園と言えるでしょう。

本記事では基本情報からアクセス・駐車場、見どころ、季節ごとのイベントまでをまとめました。スポーツ観戦目的でも、家族でのキャンプ・レジャー目的でも、事前に押さえておくと動きやすくなるはずです。

基本情報

  • 所在地(管理事務所):〒904-2173 沖縄県沖縄市比屋根5-3-1
  • 計画面積:約70.4ha/供用面積:約60.55ha
  • テーマ:緑と海と太陽(スポーツレクリエーション)
  • 3ゾーン構成:スポーツゾーン(北側・競技施設が集中)、森と水のゾーン(南側・自然観察や散策)、海浜ゾーン(東側・レクリエーションプールやキャンプ場中心)
  • 入園料:無料(各スポーツ施設・プール・キャンプ場は有料)
  • 開園時間:施設により異なりますが、おおむね9:00〜21:00程度(蹴球場・レクリエーションドームは22:00まで)
  • 休園日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日〜1月4日)。台風時など臨時休園あり
  • 指定管理:株式会社トラステック・ミズノ株式会社 共同企業体
  • 問い合わせ:沖縄県総合運動公園運営管理事務所 098-932-5114(9:00〜20:00)

アクセス

  • 車:那覇から国道329号を北へ約27km
  • 車:沖縄自動車道・北中城ICから東へ約5km
  • バス:那覇バスターミナルから東陽バス30系統(泡瀬東線)または沖縄バス52系統(与勝線)で「県総合運動公園北口」下車すぐ〜5分

公園まで路線バスはあるものの本数が限られ、南エリアの227号線沿いには路線バス自体が通っていません。キャンプ道具を積んでの移動やスポーツゾーンから海浜ゾーンへの広い園内移動を考えると楽天トラベル(レンタカー)を利用するのが快適でおすすめです。

駐車場の詳細情報

  • 園内の入口は7か所(北口・中央口・比屋根口・かりゆし口・東口・南口・レクプール前)あり、それぞれに駐車場が設けられています
  • 駐車場は大小合わせて10か所、合計で普通車982台・大型車20台(合計約1,000台分)が駐車可能。すべて無料です
  • 開門時間:6:00、閉門時間:22:30(台風時は開門しない場合あり)。閉門後は翌朝6時まで出入りできないため、夜間利用の際は時間に注意してください
  • 混雑傾向:公共交通機関が北口の路線バスのみのため、来園者の多くが車を利用します。スタジアムや体育館、蹴球場、テニスコートなど南エリアの施設収容人数は観客含め2万5千人以上にのぼる一方、駐車場は平均4人乗車でも4,000人弱分しか収容できず、大会・イベント開催日は特に混雑しやすい状況です
  • 利用アドバイス:園内で同日に複数の大会・イベントが重なると各駐車場が満車になりやすいため、公式サイトの駐車場混雑情報を確認のうえ、できるだけ乗り合わせでの来園が推奨されています。大型遊具に近いのは東口奥の「レクプール前駐車場」です
  • 注意点:身障者用駐車スペースへの一般車両の駐車は禁止。駐車場内の盗難・事故については公園側は責任を負いません

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✨見どころ

🏟️ 陸上競技場(沖縄県総合運動公園陸上競技場)

  • 日本陸上競技連盟第1種公認で、400mトラック8レーン・天然芝フィールドを備え、Jリーグ加盟基準を満たす本格的なスタジアムです
  • 収容人員は15,000人(うち椅子席10,126席)で、Jリーグでの入場可能人数は10,189人。ナイター設備も完備しています
  • サッカーJ3・FC琉球のホームスタジアムとして使用され、おきなわマラソンや中部トリムマラソンの発着点にもなっています
  • 2018年から「タピック県総ひやごんスタジアム」の愛称で親しまれてきましたが、命名権契約満了に伴い2025年4月1日から名称は「沖縄県総合運動公園陸上競技場」に戻っています

🏊 水泳プール(50m公認プール・25m屋内温水プール)

  • 屋外の50mプール(9レーン)は主に5〜9月に営業、屋内25mプール(6レーン)は通年利用できます
  • 水泳の記録会や競技会場としても使われる本格的な設備です

🌊 レクリエーションプール

  • 幼児プールが夏季に営業しており、2026年度も7月上旬から土日祝日、7月下旬以降は平日を含めてオープンしています(未就学児は保護者同伴が必須、おむつでの利用は不可)
  • ただし流水プールとウォータースライダーは漏水のため、2026年度も引き続き利用できません。全長100mのウォータースライダーで知られていた設備だけに再開が待たれます

🎾 テニスコート・蹴球場

  • 照明付きのオムニコート16面を備えたテニスコートがあり、夜間練習にも対応しています
  • 蹴球場(サッカー・ラグビー場)は人工芝2面で、こちらも照明付きです

🚴 自転車競技場・サイクルセンター

  • 333.3mバンクを持つ自転車競技場のほか、サイクルセンターではレンタサイクルも利用できます
  • 望水亭では貸ボートも用意されており、水辺のレジャーも楽しめます

🌳 森と水のゾーン・展望台(遠見台)

  • 亜熱帯樹木が約88種・19.7万本茂る自然観察エリアで、修景池や散策路が整備されています
  • 「遠見台」と呼ばれる展望台からは公園全体や中城湾を見渡すことができ、自然体験学習にも適したエリアです

🎪 大型遊具・ちびっこ広場

  • 斜めに登り降りするアーチ状の遊具など、子どもが夢中になれる遊具が揃っています
  • ちびっこ広場は小さな子ども連れでも安心して遊べる造りです

⛺ オートキャンプ場

  • 約69区画(フリーサイト1区画8名まで)を備え、日帰り・宿泊どちらも利用できます
  • 料金の目安:日帰り約1,480円/区画、宿泊約3,050円/区画。シャワーは100円/回です
  • 予約は1ヶ月前から受付。身体障害者手帳等の交付を受けた方が利用者の半数以上を占めるグループは、備品代を除く利用料金が免除されます
  • 花火・カラオケ・発電機の使用は禁止、22時以降は就寝時間として静粛にする必要があります

季節イベント

🏃 おきなわマラソン(例年2月最終日曜日または3月第1日曜日)

  • 沖縄県を代表する日本陸連公認の市民マラソンで、沖縄県総合運動公園が発着点になっています

⚽ Jリーグ・FC琉球のホームゲーム(シーズン中随時)

  • 陸上競技場を舞台にJ3リーグの公式戦が行われ、シーズン開幕前にはJリーグのプレシーズンマッチが開催されることもあります

🌴 夏季レクリエーションプール営業(例年7月〜9月)

  • 幼児プールを中心に夏季限定でオープンします。営業日程は年によって異なるため、訪問前に公式サイトのカレンダーを確認しましょう

🐕 ドッグラン開放(4月〜10月)

  • 期間中は9:00〜19:00でドッグランが開放されます(火曜定休、天候により閉場の場合あり)

四季まとめ

  • 春(3〜4月):おきなわマラソンのシーズンと重なることがあり、気候も穏やかで公園全体を歩きやすい時期です
  • 夏(6〜9月):レクリエーションプール(幼児プール)やドッグランが賑わう季節。50mプールも稼働し、屋外スポーツ施設の利用がもっとも活発になります
  • 秋(10〜11月):台風シーズンが続くため、キャンプやアウトドア施設の利用は天候情報の確認が欠かせません
  • 冬(12〜2月):年末年始はキャンプ場等が休業となる一方、Jリーグの試合や各種スポーツ大会がシーズンを問わず開催されます

訪問アドバイス

  • 車での来園が基本です。南エリアには路線バスが通っていないため、レンタカーや自家用車での訪問をおすすめします
  • 駐車場の混雑には要注意。大会・イベント開催日は駐車場が不足しがちなので、公式サイトの混雑情報を確認し、できれば乗り合わせで来園しましょう
  • 目的地に近い入口を選びましょう。7つの入口それぞれに駐車場があるため、行きたい施設を先に決めてから向かうとスムーズです
  • プール利用前の最新情報確認が必須です。流水プール・ウォータースライダーは引き続き利用できないため、事前に公式サイトで営業状況を確認してください
  • 閉門時間に注意してください。駐車場は22:30に閉門し、それを過ぎると翌朝6時まで出庫できません
  • キャンプ利用は早めの予約を。人気の週末は埋まりやすいため、1ヶ月前の予約開始時点での申し込みがおすすめです

沖縄県総合運動公園【まとめ】

沖縄県総合運動公園は、本格的なスポーツ施設と海辺の自然、家族向けレジャーが一つの敷地に凝縮された、沖縄本島中部を代表する複合公園です。

FC琉球の試合観戦で盛り上がったあとにキャンプ場で一泊したり、サイクルセンターで自転車を借りて園内を巡ったりと過ごし方の幅広さも魅力でしょう。近隣の中城城跡や中城公園とあわせて沖縄本島中部の一日プランに組み込んでみるのもおすすめです。

施設の営業状況や料金、イベント情報は変更される場合があるため、訪問前に必ず公式サイトでご確認ください。

公式サイト:沖縄県総合運動公園