◎「花・風・光のシンフォニー」36.5haの楽園、フラワーパークかごしま

鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水にある「フラワーパークかごしま」は日本最大級の花のテーマパークです。
1996年5月25日に開園し2026年で開園30周年を迎えました。テーマは「花・風・光のシンフォニー」。総面積36.5ha(東京ドーム約8個分)という広大な敷地に世界各地から集められた約2,400種・約40万本の植物が植栽されています。

薩摩半島最南端の長崎鼻近くに位置し、温暖な気候と天然の松林を活かした地形の中で、亜熱帯・温帯植物を中心とした四季折々の花々を楽しめます。
開聞岳を背景にした花広場や錦江湾を一望できる展望回廊が特に人気で、両サイドに壁のないウインドスルー構造の屋内庭園、ヨーロッパ風の西洋庭園などエリアごとにまったく異なる雰囲気を味わえるのも魅力です。開園以来の来園者は累計450万人を超え今も進化を続けています。

この記事では、フラワーパークかごしまの基本情報からアクセス、駐車場、見どころ、季節ごとの楽しみ方まで詳しくご紹介します。

基本情報

  • 名称:フラワーパークかごしま
  • 所在地:〒891-0513 鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1611番地
  • 面積:36.5ヘクタール
  • 開園:1996年(平成8年)5月25日(2026年で開園30周年)
  • 開園日:1月1日〜12月29日
  • 開園時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)。イベント時は延長の場合あり
  • 休園日:12月30日・31日
  • お問い合わせ:0993-35-3333

入園料

  • 高校生以上:個人630円、団体(20名以上)500円
  • 小・中学生:個人310円、団体(20名以上)250円
  • 幼児:無料
  • 花めぐりシーズンパス(花パス):高校生以上1,050円、小・中学生520円(発行年度末まで何度でも入園可能)
  • 券売機ではクレジットカード(VISA/Mastercard/JCB)、電子マネー(WAON/nanaco/iD)、各種QRコード決済(PayPay、d払い、auPay、メルペイ、ゆうちょPay、楽天ペイ、AliPay、WeChatPay、UnionPayなど)が利用できます

優待・割引

  • 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の提示で、本人と介助者1名は無料
  • 鹿児島県内居住の70歳以上の方は入園料無料
  • 鹿児島県内居住の小・中・高校生は土日祝日の入園料が無料
  • 鹿児島県内の小・中学生がこどもの日に入園する場合は無料
  • 7月14日の鹿児島県県民の日に入園する場合は無料
  • 鹿児島県内の小・中・高校生が教育活動の一環として入園する場合や、県内の福祉施設利用者が訓練等の一環として入園する場合も無料(事前に減免申請書の提出が必要)

園内サービス

  • 園内周遊バス:売店前を出発し、西洋庭園・展望回廊・コンテストガーデンを経由して戻る無料巡回バス(9:30〜16:20の間に7便運行、定員11名、高齢者・障害者優先、雨天時運休)
  • レンタルカート:1回・1時間・1台1,000円(定員5名、普通自動車運転免許証が必要、9:00〜16:30、受付は16:00まで、3台のみで予約不可)
  • 車いす・手押し車:無料(車いす7台・手押し車5台、9:00〜17:00、予約不可)
  • ベビーカー:1回1台200円(3台、9:00〜17:00、予約不可)

園内での注意事項

  • ペットを連れての入園はできません
  • 植物・昆虫の採集はできません
  • ゴミは各自お持ち帰りください
  • お弁当の持ち込みは可能です(レストランはありません)
  • 園内は禁煙です
  • ドローン等の使用(園内での操縦・園内上空への飛行)は禁止されています

アクセス

  • 車:鹿児島市内から約90分(約60km)、山川港から約15分
  • 公共交通:JR鹿児島中央駅から指宿駅まで約80分。指宿駅からバスで約35分・タクシーで約20分(4,000円程度)。山川駅からバスで約20分・タクシーで約30分(5,000円程度)

薩摩半島最南端という立地上、公共交通機関だと乗り継ぎに時間がかかるため、鹿児島市内から効率よく訪れるならレンタカーが断然おすすめです。楽天トラベル(レンタカー)

駐車場情報(詳細)

  • 駐車場は無料で、乗用車525台・バス7台分が用意されています
  • 36.5haという広大な敷地に対してこの台数はゆとりがあり、通常時に満車の心配をする必要はあまりありません
  • ただし、春の花のシーズンや夏休み期間中のサマーフェスティバル、冬のイルミネーションイベント開催時は、県内外から多くの来園者が訪れるため、休日の日中は駐車場付近が混み合うことがあります
  • イルミネーションなど夜間イベント開催時は、日中の混雑がひと段落した夕方以降に来園するのもひとつの方法です
  • 園内は非常に広いため、駐車場から目的のエリアまで距離があります。効率よく回りたい場合は、無料の園内周遊バス(9:30〜16:20の間に7便)や有料のレンタルカート(1時間1,000円、要免許証)の利用がおすすめです
  • 車いす・手押し車(無料)やベビーカー(1回200円)の貸し出しもあるため、体力に不安がある方や小さな子ども連れでも安心して広い園内を回れます
  • 最新の混雑状況やイベント開催時の駐車場運用については、公式サイトまたは0993-35-3333までお問い合わせください

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フラワーパークかごしまの見どころ

🌺 開聞岳を背景にした「花広場」

  • 薩摩富士とも呼ばれる開聞岳を背景に、季節の花で絵柄を表現した花壇が広がります
  • 絵花壇のデザインは季節ごとに変わり、訪れるたびに新しい発見があります

🌊 錦江湾を一望できる「展望回廊」「展望デッキ」

  • 展望回廊からは鹿児島湾(錦江湾)を一望でき、開放感あふれる景色が広がります
  • 展望デッキも人気のビュースポットで、天気の良い日は海の青さと空の広さを存分に感じられます

🦋 日本最大級の蝶が舞う「蝶の館」

  • 喜界島や沖縄諸島、台湾、東南アジアなどに分布する、日本の蝶では最大級のオオゴマダラを飼育展示しています
  • 黄金色に輝くオオゴマダラの蛹は必見で、卵から幼虫、蛹、成虫へと成長していく様子をパネルで詳しく学べます
  • 館内にはシラタマモクレンやアサヒカズラ、ホザキノトケイソウ、サガリバナといった花も咲いており、蝶と花の両方を楽しめる癒やしの空間です

🏛️ 壁のない開放的な「屋内庭園」と「西洋庭園」

  • 屋内庭園は両サイドに壁がないウインドスルー構造で、風通しの良さを感じながら庭園美を楽しめます
  • 西洋庭園はヨーロッパの宮廷を思わせるデザインで、フラワーパーク内でも異国情緒あふれる人気エリアです

🌴 世界最大級の花も見られる「温室」

  • ヒメショウジョウヤシ、ヒスイカズラ、メディニラ・マグニフィカなど、色鮮やかな熱帯植物が数多く展示されています
  • 世界最大級の花として知られるショクダイオオコンニャク(タイタンアルム)が咲くこともあり、開花のタイミングに立ち会えれば貴重な体験になります
  • そのほかウツボカズラやハエトリソウといった食虫植物も見られ、夏には食虫植物展も開催されます

🌳 テーマごとに広がる多彩なガーデン

  • 「ジャングル花の谷」「シャクナゲの森」「ツツジの森」「蝶の森」など、植物のテーマごとに整備されたエリアが園内に点在しています
  • 「花と香りの回廊」「花の並木道」「花の図書館」では、香りや品種にこだわった花を楽しみながら散策できます
  • 「コンテストガーデン」「テーマガーデン」「ファッションガーデン」では、デザイン性の高いガーデニングの実例を見ることができ、ガーデニング好きにも参考になります
  • 「バラ花壇」ではバラの美しさを、「友好の森」では姉妹都市などとの交流にちなんだ植栽を楽しめます

🏞️ 池や広場でのんびり過ごす

  • 「大池」や「とんぼ池」では水辺の景観と生き物を観察でき、「芝生広場」「いこいの広場」「ふれあい広場」ではピクニックを楽しめます(飲食物の持ち込みが可能です)
  • 広い敷地の中に休憩できる場所が随所にあるため、ゆっくり時間をかけて園内を楽しめます

🛍️ ショップ「クローバー」でお土産探し

  • エントランスのショップ「Flower & Gift Shop CLOVER」では、ドライフラワーを使ったオリジナル商品やフラワーパークならではのセレクト品、鹿児島の特産品、季節の花苗や鉢物などを取り扱っています
  • レストランはありませんが、お弁当の持ち込みができるので、芝生広場などでピクニック気分のランチを楽しむのもおすすめです

季節ごとの楽しみ方

🌸 春:早咲きの桜とシャクナゲ

春には早咲きの桜「イズノオドリコ」やアカシア、シャクナゲなどが咲き誇ります。チューリップやバラも見頃を迎え、園内が一年で最も華やかになる季節です。

🌺 夏:トロピカルな花とサマーフェスティバル

夏はブーゲンビリアやハイビスカスなど、南国らしいトロピカルな花・植物が主役になります。食虫植物展やサマーフェスティバル、季節の装飾イベントが7月1日〜8月31日の期間に開催され、家族連れで賑わいます。アジサイも見頃を迎える季節です。

🍂 秋:コスモスと爽やかな気候

秋にはコスモスが園内を彩り、過ごしやすい気候の中でゆったりと散策を楽しめます。竹とうろうなど、秋ならではのイベントが開催されることもあります。

✨ 冬:冬の風物詩イルミネーション

12月には冬の風物詩であるイルミネーションイベントが開催され、日中とはまったく異なる幻想的な光の世界が広がります。イベント期間中は夜間延長営業が行われることもあるため、事前に公式サイトで開催情報を確認しておきましょう。


訪問前に知っておきたいアドバイス

  • ペットは同伴できません。他の来園者と植物を守るためのルールなので、事前に確認しておきましょう
  • レストランはありませんが、お弁当持ち込みは可能です。芝生広場などでピクニックを楽しみましょう
  • 広い園内は周遊バスやレンタルカートの活用がおすすめです。無料の周遊バスは高齢者・障害者優先ですが、空席があれば誰でも利用できます
  • 優待制度が充実しています。鹿児島県内在住の70歳以上の方や、土日祝の県内小中高生などは入園無料になる場合があるため、該当する方は忘れずに確認しましょう
  • イベント開催期間はレンタルカート・ベビーカーの貸出が休止される場合があります。事前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です
  • ドローンの使用はできません。園内での操縦・上空飛行いずれも禁止されています

フラワーパークかごしま【まとめ】

フラワーパークかごしまは開聞岳と錦江湾という鹿児島ならではの絶景を背景に、約2,400種・約40万本もの植物が四季折々に咲き誇る日本最大級の花のテーマパークです。

壁のない屋内庭園やヨーロッパ風の西洋庭園、世界最大級の花が咲くこともある温室、そして日本最大級のオオゴマダラが舞う蝶の館まで、一日では回りきれないほどの見どころが詰まっています。

2026年に開園30周年を迎え、これからも進化を続けていくこの花のテーマパークを、ぜひ車でゆったり訪れてみてください。最新の入園料やイベント情報については、公式サイトで随時確認することをおすすめします。