◎宍道湖の夕日と縁結びうさぎに出会える松江・岸公園完全ガイド
岸公園(きしこうえん)は、島根県松江市袖師町にある宍道湖畔の親水公園です。
島根県立美術館の前に広がり白潟公園・末次公園・千鳥南公園(さらに袖師公園を含む)とともに「松江湖畔公園」として宍道湖東岸一帯に整備されています。芝生を中心とした開放的な空間は松江を代表する美しいスポットとして親しまれています。
公園最大の魅力は、なんといっても「日本の夕日百選」に選ばれた宍道湖の夕日です。遮るもののない湖畔から、沈みゆく夕日と美術館の現代的な建築、園内の彫刻群が織りなす風景を間近に楽しめます。
縁結びの言い伝えがある「宍道湖うさぎ」も見どころの一つで、出雲らしいスポットとしても人気です。
この記事では、岸公園の基本情報や見どころ、歴史、アクセスまで、これから訪れる方が知っておきたい情報をまとめました。
基本情報
- 住所:島根県松江市袖師町4-1外
- 営業:入園自由(24時間)
- 料金:無料
- 駐車場:あり(6〜8台程度、情報源により台数の表記に幅があります。無料)
- 問い合わせ:松江市公園緑地課 TEL 0852-55-5377
アクセス
- 電車・バス:JR松江駅から松江市営バス(南循環内回りなど)で約5〜6分、「県立美術館前」下車徒歩1分。徒歩の場合は駅から約15〜20分です
- 車:山陰自動車道松江西ICから国道9号経由で約3〜5km(約5〜6分)
[PR]
時間を無駄にしてませんか?
通勤、通学、渋滞時・長距離ドライブなどのスキマ時間。「聴く読書」がおすすめ⇒Audibleプレミアムプランなら数十万以上の対象作品が聴き放題!
![]()
駐車場情報
- 公園に隣接した無料駐車場がありますが、台数はごく少数(6〜8台程度)です
- 夕日を目当てに訪れる人が多い時間帯や、松江水郷祭の花火観覧時期は満車になりやすいため、隣接する島根県立美術館の駐車場や公共交通機関の利用も検討しましょう
特徴・見どころ
🌅 宍道湖の夕日
- 公園の最大の魅力です。「日本の夕日百選」に選ばれた宍道湖に沈む夕日を、遮るものなく間近に楽しめます
- 夕暮れ時は市民や観光客、カメラマンで賑わい、美術館の現代的な建築や園内の彫刻群とのコントラストが幻想的な風景をつくり出します
- 夏の松江水郷祭では、花火の観覧場所としても人気があります
- 日没は季節によって異なり、春・秋は18〜19時頃、夏は19時〜19時30分頃、冬は17時頃が目安です。鑑賞は日没の30分ほど前に到着すると余裕を持って楽しめます
🐰 彫刻群「宍道湖うさぎ」
- 薮内佐斗司(やぶうちさとし)作のブロンズ製「宍道湖うさぎ」が、島根県立美術館前の芝生に12匹設置されています
- 湖から2番目のうさぎを西を向いて優しく触ると幸せが訪れるという言い伝えがあり、縁結びの出雲らしいスポットとして親しまれています
🌉 モニュメント「風門」
- 東京藝術大学学長・澄川喜一作の作品で、巨大な白御影石柱2本の間に反り橋を配置しています
- 宍道湖の夕日に映えるよう設計されており、平成15年(2003年)に土木学会デザイン賞最優秀賞を受賞しました
🌿 親水性の高いデザイン
- 緩やかな芝生の斜面が湖面に続き、護岸を意識させない開放的な空間になっています
- かつての州浜を再現したような設計で、日常の散策やピクニックにも適しています
歴史・由来
- 岸公園の前身は、松江出身で「近代スポーツの父」と呼ばれる岸清一氏の遺族からの寄付により、昭和14年(1939年)に床几山に開設された「岸運動場」です
- 岸運動場は昭和30年(1955年)に松徳女学院に売却されましたが、岸氏の遺徳と業績を末永く称えるため、当時宍道湖であった場所を埋め立てて「岸公園」と命名し、昭和40年(1965年)に開設されました
- 後に島根県立美術館の整備と一体で再整備され、親水空間としての魅力がさらに高まりました
- 近年は「河川空間のオープン化」(山陰両県で初めての事例)により、令和6年(2024年)9月30日に岸公園と白潟公園の河川敷地が「都市・地域再生等利用区域」に指定されました。これによりイベントやオープンカフェなどの商業利用も可能になり、夕日の時間帯以外にもにぎわいを生み出す取り組みが進められています
訪問アドバイス
- 夕日狙いなら日没30分前に到着する:季節による日没時刻の違いを事前に確認し、余裕を持って向かいましょう。
- 駐車場は少数のため公共交通機関も検討する:夕日の時間帯や水郷祭の花火開催時は特に混み合います。
- 宍道湖うさぎは西を向いて触れる:湖から2番目のうさぎに、西を向いて優しく触れるのが正しい作法とされています。
- 島根県立美術館とあわせて訪れる:美術館のロビーからも夕日を楽しめるほか、屋外の彫刻群も館の展示と関連しています。
- 夏の松江水郷祭シーズンは特に賑わう:花火観覧の名所でもあるため、開催日程が近い場合は早めの行動がおすすめです。
岸公園【まとめ】
岸公園は、宍道湖の夕日と縁結びの「宍道湖うさぎ」土木学会デザイン賞を受賞したモニュメント「風門」など、松江ならではの景観と物語が詰まった親水公園です。
近代スポーツ界に貢献した岸清一氏の遺徳を称える歴史的な背景も持ち合わせながら、近年は河川空間のオープン化によって新しいにぎわいも生まれています。島根県立美術館とあわせて、夕暮れ時にゆったりと訪れてみてはいかがでしょうか。
最新情報は、松江市公式サイト(公園の紹介)でご確認いただけます。
- 投稿タグ
- 松江市 公園
