◎蜂須賀家の居城跡を歩く、徳島市の中心にある歴史公園「徳島中央公園」
徳島中央公園は徳島市の中心部にある徳島城跡を中心とした歴史公園です。
単なる都市公園ではなく、徳島城跡・石垣・堀・国指定名勝の庭園・博物館・桜・バラ園までをひとつの公園で楽しめるのが最大の特徴です。
公園の面積は約20万㎡(200,262㎡)。1906年(明治39年)に開設され、旧徳島藩主・蜂須賀公の居城跡に設けられたこの公園は、今も徳島市民の身近なレクリエーションの場であると同時に、徳島の歴史を感じられる観光スポットとして親しまれています。2006年(平成18年)1月26日には、徳島城跡が国史跡に指定されました。
徳島中央公園の基本情報
- 名称:徳島中央公園
- 所在地:徳島県徳島市徳島町城内1番外
- 面積:約20万㎡
- 開設:1906年(明治39年)
- 公園の性格:歴史公園・総合公園
- 入園料:無料(24時間利用可能)
- 中心となる史跡:徳島城跡(2006年国史跡指定)、旧徳島城表御殿庭園(1941年国指定名勝)
- アクセス:JR徳島駅から徒歩約10分、徳島ICから車で約10分
🚙 アクセス
- 電車:JR徳島駅から徒歩約10分
- 車:徳島自動車道 徳島ICから国道11号経由で約10分
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🚗 駐車場情報
徳島中央公園には東側・西南側の2か所に駐車場があり、どちらも普通車1日1回310円、大型車1日1回1,310円です。
- 東側駐車場:89台。供用時間は4月1日〜9月30日が8:30〜21:00、10月1日〜3月31日が8:30〜18:00
- 西・南側駐車場:116台。供用時間は平日が8:00〜22:00、土曜・日曜・祝日が7:30〜22:00
- 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方が利用する普通自動車は無料になります
- 12月29日〜1月3日は駐車場が閉鎖されます
この駐車場はあくまで公園や園内施設を利用する人のためのものです。徳島市も、公園や施設を利用しない目的での駐車は控えるよう案内しているので、その点は理解しておきましょう。
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徳島中央公園の見どころ
🏯 徳島城跡
- 豊臣秀吉から阿波国を与えられた蜂須賀家政によって築かれ、以後、蜂須賀家が長く徳島藩主としてこの地を治めました
- 天守や本丸御殿こそ残っていませんが、石垣、堀、城山など、江戸時代の徳島藩の中心地だったことを感じさせる遺構が随所に残っています
- 2006年(平成18年)1月26日に国史跡に指定され、徳島市民の公園であると同時に、国が価値を認めた文化財でもあります
🚪 鷲の門
- 徳島城の正門にあたる、城の巽(南東)方向に位置していた門です。形式は薬医門
- 建設に際して幕府からの許可を得やすくするため、鷲の飼養所として届け出たことが名前の由来と伝えられています
- 1945年の徳島大空襲で焼失しましたが、1989年(平成元年)、徳島市制100周年を記念して篤志家の寄贈により復元されました。現在の門は歴史的景観を伝える公園のシンボルです
🌉 数寄屋橋
- 徳島城の内堀に架かる橋で、橋長は約12m、幅は約3.5m。国産ヒノキを使用し、擬宝珠高欄を備えています
- 堀の水面に橋が映り込む景色は、城跡公園らしい風情を感じさせます
🌿 旧徳島城表御殿庭園(国指定名勝)
- 1941年(昭和16年)12月13日、国の名勝に指定された庭園です
- 徳島城の表御殿に付属する庭として造られ、武将であり茶人でもあった上田宗箇(うえだそうこ)が作庭したと伝えられています
- 書院の庭にあたる枯山水庭と、居間の庭にあたる築山泉水庭という性格の異なる二庭からなり、観賞式と池泉回遊式を兼ね備えた桃山様式の名庭です
- 入園料は大人50円、小人30円と非常にリーズナブル。徳島城博物館に入館すれば庭園の入場は無料になります
- 開園時間は9:00〜17:00(入園は16:30まで)、休園日は月曜日、祝日の翌日、年末年始などです
🏛️ 徳島城博物館
- 徳島藩と蜂須賀家に関する歴史・美術工芸資料を、藩政の変遷、大名のくらしと文化、城の構え、城下町のくらし、阿波水軍の活躍という5つのテーマで常設展示しています
- 現存最古とされる和船で重要文化財の徳島藩御召鯨船「千山丸」や、徳島城御殿の精巧な復元模型なども見どころです
- 開館時間は9:30〜17:00(入館は16:30まで)、休館日は月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)、年末年始(12月28日〜1月2日または1月4日)
- 入館料は一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料。入館者は隣接する表御殿庭園にも無料で入れます
- ボランティアガイドが常駐していることもあり、実際の城跡を見る前後に立ち寄ると、公園散策の理解がぐっと深まります
⛰️ 城山
- 徳島城の中心的な城域だった一帯で、市街地の中にありながら自然が残されています
- 石垣とあわせて城山の原生林も、この公園ならではの特徴として紹介されています
🌸 桜(蜂須賀桜・ソメイヨシノ)
- 徳島市を代表する桜の名所のひとつで、園内にはソメイヨシノなどが植えられています
- 公園周辺の助任川沿いには、徳島藩主・蜂須賀家とゆかりの深い「蜂須賀桜」の並木もあり、歴史を感じながら花見を楽しめます
- 桜と石垣、堀、城跡が重なる景色は、いかにも城跡公園らしい日本的な風景です
- 例年、桜のライトアップも実施されており、開催時期は年によって異なるため訪問前に公式サイトで確認しておくと安心です
🌹 バラ園
- 公園東側に約330㎡の花壇があり、約50種・約400株のバラが植えられています
- ニューカリーナ、アマツオトメ、チャールストンなどの品種が代表的です
- 見頃は春〜初夏が5月中旬〜6月初旬、秋が10月上旬〜下旬。桜の季節だけでなく、初夏と秋にも花の見どころがあります
💧 流れ池
- 城跡の歴史景観だけでなく、水辺の景色も楽しめる池です
- 表御殿庭園やバラ園と並ぶ主要な見どころのひとつとして紹介されています
おすすめ散策コース
初めて訪れるなら、①鷲の門→②数寄屋橋→③徳島城跡・石垣→④城山→⑤徳島城博物館→⑥旧徳島城表御殿庭園→⑦流れ池→⑧バラ園、という順番がおすすめです。徳島城博物館で歴史を学んでから庭園を眺めると、単なる散策以上の楽しみ方ができます。
季節の楽しみ方
- 春:3月に蜂須賀桜、3月下旬〜4月にソメイヨシノ、5月中旬以降はバラと、花の見どころが途切れず続きます。
- 初夏:バラ園が見頃を迎え、緑も深まる季節です。
- 秋:10月にバラが再び見頃を迎え、城山の自然や公園の緑を眺めながら落ち着いて散策できます。
- 冬:来園者が落ち着き、石垣や堀といった史跡をじっくり眺めるのに向いた季節です。
訪問アドバイス
- 博物館とセットで訪れるのがおすすめです。入館すれば表御殿庭園も無料で見学できます。
- 駐車場は公園利用者専用です。公園や施設を利用しない目的での駐車は控えましょう。
- 年末年始は駐車場が閉鎖されます。12月29日〜1月3日に訪れる予定なら公共交通機関の利用が確実です。
- 子ども連れなら「城の物語」を交えて。大型遊具はありませんが、「ここに大きな城があった」と説明しながら歩くと歴史散策がぐっと楽しくなります。
- 徳島城博物館は月曜休館です。庭園とあわせて訪れる予定なら曜日に注意しましょう。
- 鳴門公園と組み合わせるのも面白い旅程です。鳴門の自然美と徳島中央公園の歴史を、対照的な魅力として一緒に楽しめます。
徳島中央公園【まとめ】
徳島中央公園は、蜂須賀家の居城跡という歴史の重みと国指定名勝の庭園、博物館、桜、バラ園までがひとつにまとまった徳島市を代表する城跡公園です。
JR徳島駅から徒歩約10分という好立地もあり、車がなくても気軽に歴史散策を楽しめます。鳴門公園のような大自然の絶景とはまた違う「徳島の歴史を歩きながら体感できる」魅力がこの公園にはあります。
最新のイベント情報や施設の開館状況は、訪問前に徳島市公式サイト「徳島中央公園」で確認しておくと安心です。
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- 徳島市 公園
