◎ダム湖を囲む東京ドーム25個分の農業公園「るるパーク」

大分県杵築市山香町(一部宇佐市安心院町にもまたがる)に広がる「るるパーク」は、大分県立の農業公園「大分農業文化公園」の愛称です。
自然の中で「憩える」「遊べる」「健康になれる」「学べる」「花やアウトドアを楽しめる」など、たくさんの「る」がある公園であることを表現したこの愛称は2022年4月1日から正式に使われています。

2001年4月21日に開園し、2026年で開園25周年を迎えました。
日指ダムのダム湖を中心に約120ヘクタール、東京ドーム約25個分という広大な敷地に、花畑や大型遊具、キャンプ場、動物とのふれあいスポットなどが複合的に揃っています。
2025年度の来園者数は約40万8千人にのぼり、開園初年度以来となる40万人超えを記録した大分県内でも屈指の人気スポットです。特に春のネモフィラや秋のコキアの景色はSNSでも話題を集め、福岡など県外からの来園も多いといいます。

入園料・駐車場ともに無料で、1日たっぷり遊べる懐の深さも大きな魅力です。この記事では、るるパークの基本情報からアクセス、見どころ、季節ごとの花や体験まで詳しくご紹介します。

基本情報

  • 正式名称:大分農業文化公園(愛称:るるパーク)
  • 所在地:大分県杵築市山香町大字日指1-1(宇佐市安心院町にもまたがる)
  • 面積:約120ヘクタール(うち日指ダムのダム湖約37〜40ヘクタール)
  • 開園:2001年4月21日(2026年で開園25周年)
  • 運営:大分県(指定管理者:公益社団法人大分県農業農村振興公社)
  • 開園時間(入園は閉園1時間前まで):3〜6月・9〜11月は9:30〜17:00、7・8月は9:30〜18:00、12〜2月は10:00〜16:00
  • 休園日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始。4月・10月・GW期間中は毎日開園
  • 入園料:無料(一部施設・体験・宿泊は有料)
  • 駐車場:無料、普通車約1,600台(正面ゲート側・東ゲート側、バス対応)
  • お問い合わせ:0977-28-7111

アクセス

  • 大分市内から:大分自動車道「大分IC」〜日出JCT(東九州自動車道)〜「大分農業文化公園IC」で約30分
  • 北九州市から:九州自動車道「小倉東IC」〜北九州JCT(東九州自動車道)〜「大分農業文化公園IC」で約1時間20分
  • 福岡市から:九州自動車道「福岡IC」〜鳥栖JCT(東九州自動車道)〜「大分農業文化公園IC」で約2時間
  • 大分空港から:車で約35分
  • 公共交通機関の場合:JR日豊本線「豊後豊岡駅」または「中山香駅」からタクシーで約20分(駅前から公園までの直通バス路線はありません)

「大分農業文化公園IC」を出てすぐの立地で、インターチェンジからのアクセスが非常に便利です。

公共交通機関でのアクセスがやや限られる立地だからこそ、楽天トラベル(レンタカー)があると周辺観光と組み合わせやすくなります。

駐車場情報

  • 駐車場は無料で、正面ゲート側と東ゲート側を合わせて普通車約1,600台分(バス18台対応)が用意されています
  • 正面ゲート付近には、大分あったか・はーと駐車場利用証をお持ちの方向けの専用駐車場(9台)もあります
  • 目的の施設によって正面ゲートと東ゲートを使い分けると移動がスムーズです。花畑や豊の国物産館は正面ゲート側、果樹園・つばき園・コテージ・キャンプ場は東ゲート側が近くなっています

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るるパークの見どころ

🌼 春はネモフィラ、秋はコキアが染める「フラワーガーデン」

  • 約5,000平方メートルの広さを誇るフラワーガーデンは、2018年9月からリニューアルに着手し、同じ花が一面に広がる景観を目指して整備されました
  • 春には青い絨毯のように広がるネモフィラが、秋にはグリーンから赤・黄金へと色を変えるコキアが一面に咲き誇り、SNSでも話題のフォトスポットになっています
  • 2026年の夏から秋にかけては「コキアの夏」と題したイベントも開催され、自由研究にぴったりな企画も用意されています

🏰 公園内最大の大型遊具「レイクサイドキャッスル」

  • 東ゲート側にある大型遊具で、園内3つの遊具の中で一番の大きさを誇ります
  • すべり台・ロープのつり橋・展望デッキ・あみあみジャングルなどがあり、絵本に出てくるようなお城がモチーフです
  • 5つあるすべり台のうち最長は35mというスケールで、高台にあるお城の頂上(地上3m)からはダム湖や正面ゲートの近代的な建築物、遠くは由布岳まで見渡せる眺望スポットにもなっています

⛰️ ターザンロープが人気の「プレイファームランド」

  • 正面ゲートのエントランスを抜けてすぐ右手にある大型遊具です
  • 大人気のターザンロープをはじめ、3つのすべり台やクライミングゾーンがあり、来園してすぐに遊べる立地も魅力です

🌬️ 小さな子どもも楽しめる「風のリズム広場」

  • 東ゲートから徒歩20分ほどの場所にある大型遊具で、傾斜がおだやかな4つのすべり台やブランコ、動物をかたどった遊具などがそろっています
  • 小さな子ども連れでも安心してのんびり遊べるエリアです

🧸 全天候型の屋内遊具「キッズルーム」

  • 2026年4月に花昆虫館内に新設された屋内遊具スペースです
  • エアコン完備で対象は3歳から小学生まで、無料で利用できます
  • 森をイメージしたデザインで、雨の日や真夏・真冬でも子どもがのびのび遊べるスポットとして重宝します

🌺 屋内で楽しめる「屋内つばき園」と「花昆虫館」

  • 屋内つばき園には約400種1,000本ものツバキが植えられており、2012年には国際優秀ツバキ園に認定されました
  • 花昆虫館では昆虫展示や農業関連の展示が楽しめ、天候を気にせず過ごせる屋内スポットとして人気です

🚞 湖畔をゆったり進む「トラムカー」

  • 愛称「はなちゃん号」は、正面ゲート側の「みどりの広場」からフラワーガーデンを抜け、日指ダムの堤体を渡って大型遊具「レイクサイドキャッスル」まで、定員40名で往復しています
  • 「みどりの広場」〜「レイクサイドキャッスル」間は約10分。爽やかな湖畔の景色をゆっくり楽しめます
  • 料金は1区間200円(3歳以上)、往復利用の場合は1名400円です

🚴 貸し自転車で園内をぐるっと周遊

  • 1人乗り自転車(350円/2時間)、電動アシスト自転車3人乗り(600円/2時間)、補助席付自転車2人乗り(400円/2時間)の3タイプが用意されています
  • 未成年はヘルメット着用が必須で、成人にも着用が推奨されています。広大な敷地を効率よく回りたいときに便利です

🐐 ミニ動物園とヤギのふれあい体験

  • 動物と間近でふれあえるミニ動物園も園内の人気スポットの一つです
  • ヤギのエサやり体験なども開催されることがありますが、通信障害などの事情で急遽中止になる場合もあるため、訪問前に公式サイトの最新のお知らせを確認しておくと安心です

🏕️ 個性豊かなコテージとキャンプ場

  • コテージは単棟5棟(A〜E)、連棟3室(Ⅰ〜Ⅲ)に加え、バリアフリー対応の単棟(F・G)と車いす対応バリアフリーの単棟(H・I)が用意されています
  • いずれも1泊4名(追加2名まで可)で利用でき、キッチン・水洗トイレ・お風呂・寝具付き。屋外にはBBQコーナーもあります
  • 料金は棟タイプによって平日12,000円〜特日15,700円程度で、開設期間は3月〜11月(12月〜2月は土曜・祝前日のみ利用可)です
  • キャンプ場はオートサイト・フリーサイトともに30区画あり、オートサイト1泊4,200円、フリーサイト1泊3,000円、日帰りのデイキャンプは1,900円で利用できます。炊事棟・シャワー棟(5分100円)・コインランドリーも完備しています

🍑 果樹園での果物狩りと貸し農園

  • 東ゲート側には果樹園があり、季節に応じた果物狩り体験が楽しめます
  • 貸し農園もあり、農業を身近に体験できるのもるるパークならではの魅力です

🚣 ダム湖の貸しボート(現在営業休止中)

  • レイクサイドキャッスルのすぐ下でペダル式のボート(14艘、最大6名乗り)に乗ることができ、通常は3〜11月の土・日・祝日に1艇1,000円(30分)で営業しています
  • ただし2026年はダム湖の水位低下により、貸しボートの営業が休止となっています。再開時期は公式サイトで随時確認しましょう

季節ごとの花と体験

🌷 春:ネモフィラの青い絨毯

フラワーガーデンでは3月下旬から5月上旬ごろにかけてネモフィラが見頃を迎え、青い絨毯のような景観がSNSでも話題になります。あわせてトラムカー乗り場が変更になるなど、シーズンごとに運営情報が変わることもあるため、訪問前の最新情報チェックがおすすめです。

☀️ 夏:ヤギのふれあいと「コキアの夏」

2026年は7月18日から8月31日まで「コキアの夏」と題したイベントを開催し、子どもたちの自由研究にぴったりな教材やワークショップが用意されています。ブドウ狩り体験など、旬の果物を楽しめる企画も夏から秋にかけて続きます。

🍂 秋:グリーンから紅葉へ色を変えるコキア

フラワーガーデンのコキアは、緑色から赤、そして黄金色へと少しずつ色を変えていく様子を長く楽しめるのが魅力です。公式ブログでは「コキアSeason」として開花の進み具合が随時更新されており、訪問時期の目安にできます。

❄️ 冬:つばき園が見頃を迎える季節

約400種1,000本のツバキが植えられた屋内つばき園は、冬から春先にかけて見頃を迎えます。屋内施設のため、寒い季節でも快適に花を楽しめるのがうれしいポイントです。


訪問前に知っておきたいアドバイス

  • 公共交通機関でのアクセスは限られています。最寄り駅からのバス路線はないため、タクシーまたは車での来園が基本になります
  • 正面ゲートと東ゲートを使い分けましょう。花畑や物産館は正面ゲート側、果樹園やコテージ・キャンプ場は東ゲート側が近くなっています
  • 最新のお知らせは公式サイトで確認を。貸しボートの営業休止やヤギのふれあい体験の中止など、天候や施設状況によって変更が生じることがあります
  • コテージ・キャンプ場は要予約です。利用月の2ヵ月前の1日から予約受付が始まるため、人気の季節は早めの予約がおすすめです
  • キャッシュレス決済にも対応しています。宿泊施設では各種クレジットカードやコード決済が使えますが、時間帯によっては現金のみになる場合もあるため注意しましょう
  • 周辺にコンビニ・スーパーは少なめです。一番近いスーパーまで車で約15分かかるため、宿泊時の食材は事前に準備しておきましょう

るるパーク【まとめ】

るるパークは、日指ダムのダム湖を囲む東京ドーム25個分という広大な敷地に、花畑・大型遊具・キャンプ場・ミニ動物園までがぎゅっと詰まった、大分県を代表する農業公園です。

春のネモフィラや秋のコキアといった季節の花を楽しみながら、レイクサイドキャッスルでの遊具遊びやトラムカーでの湖畔散策、コテージ泊まで、日帰りでも宿泊でも楽しみ方が広がります。

入園料・駐車場ともに無料という気軽さも魅力なので、家族でのお出かけ先にぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。最新の花の見頃やイベント、宿泊予約状況については、公式サイトで随時確認することをおすすめします。